茨城大学宇宙科学教育研究センター オンライン施設見学会と分光器を使った実習

11月20日(土)に茨城大学宇宙科学教育研究センターのオンライン施設見学会と実習を行いました。先生も含め、50名が参加しました。

茨城大学の米倉 覚則 教授による電波望遠鏡の講義では、VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線電波干渉計)観測網について学びました。VLBI観測網は、地球各地に存在する複数の電波望遠鏡を繋ぎ、地球サイズ規模の実効口径を持つ巨大電波望遠鏡を実現する技術です。これにより圧倒的な解像度(視力)を実現することができるそうです。

講義の後、茨城大学研究員の岩田さん、田辺さんにもお世話になって、パラボラアンテナの施設をオンラインで見学しました。米倉先生自らカメラを持って、高さ約30 mのアンテナの上にまで登られて撮影された画像は、とても臨場感がありましたね。パラボラアンテナで集められた電波は一か所に集められ、鏡の反射によって解析器機まで送られることを紹介いただきました。

施設見学の後は、作った分光器で色々な光源を観察しました。皆さんの光源はどのように分光されましたか?