植物園実習を行いました。<2019.9.22>

2019年9月22日に国立科学博物館筑波実験植物園でSKIPの実習を行いました。

植物園には、エノコログサ(ねこじゃらし)や粟が植えてある区画があります。「なんでだろう?」と思っていたのですが、今回の実習で、エノコログサを改良していって、人が食べられる部分を増やしていったのがアワだと知りました。トウモロコシの原種であるテオシントも可食部が非常に少ないこともわかりました。「遺伝子の多様性」という言葉、みんなよくわかったと思います。

温室では木のように見えるコンニャクが実は葉っぱだということに驚きましたね。ネズミをたべる食虫植物にも、ビックリでした。コンニャクの花が咲くときの匂いを嗅いでみたいという人も多かったです。

午後は、園内のキノコを観察し、「キノコ展」の見学をしました。キノコは分解者としての働きを持つと同時に、キノコを食べる虫などもいるので生産者でもあることや、トリュフのように地中にあるキノコと地上にあるキノコの関係が遺伝子解析によって明らかになったことなどを教えてもらいましたね。

今回の実習では国立科学博物館の國府方吾郎先生、奥山雄大先生、細谷剛先生に大変お世話になりました。お忙しい中、ご説明いただきありがとうございました!

 

 

細谷先生と園内のキノコの観察

國府方先生に多様性について説明していただく

奥山先生にショクダイオオコンニャクについて教えていただく