つくばSKIPアカデミー

家政学実習と化学実習を行いました<2026.8.10>

8月10日、筑波大学で、午前と午後にわたって化学系の実習を行いました。

午前は、大分大学の都甲先生を講師にお迎えし、家政学実習「多繊交織布を紫の染料で染めてみよう!」を行いました。

実習では、8種類の異なる繊維が織り込まれた「多繊交織布」を使い、天然染料のコチニールと合成染料のVIOLETで布を染めました。同じ布でも、使う染料によって繊維ごとの染まり方にどのような違いが現れるのかを実際に確かめました。

普段何気なく使っている衣服などの「布」が、どのような繊維からできていて、染料によってどのように色づくのか。実際に染色を体験することで、身近な生活の中にある科学を感じる機会となりました。

午後は、筑波大学の木島先生による「白い粉の正体を探る」を行いました。

身近にある「白い粉」を題材に、分析化学(定性分析)の考え方を使って、その正体を探りました。実験はクイズ形式で進み、受講生は班ごとにさまざまな検証実験を行いました。実験結果をもとに、班のメンバーで相談しながら「この粉は何なのか」を推理していきます。

予想どおりの結果になるとは限りません。予想が外れることもありましたが、「なぜだろう?」と結果を振り返り、別の可能性を考えながら検証を重ねました。そして、ついに白い粉の正体が分かった瞬間には、班から歓声が上がりました。

「予想が外れたけれど、みんなで考えて答えを導くことができた」「正体が分かったときに達成感を感じた」――そんな探究の楽しさを実感できる実験となりました。

今回の実習では、科学を「知識として学ぶ」だけでなく、「自分たちで確かめ、答えを探す」楽しさを体験しました。