つくばSKIPアカデミー

2026年度プログラムがスタートしました(キックオフ講座)<2026.7.12>

7月12日、筑波大学にて、2026年度つくばSKIPアカデミー キックオフ講座を実施しました。

はじめに、プログラムリーダーの日下博幸教授から受講生40名へ向けて挨拶がありました。「3月まで仲良く科学を学びましょう」とのお話に、受講生は少し緊張した様子を見せながらも、これから始まるSKIPでの学びへの期待を膨らませていました。 

SKIPでは、夏休みに一人ひとりが個人研究に取り組みます。その準備として、軽辺凌太さんによる「個人研究の進め方」の講義では、研究テーマの見つけ方や研究を進める手順について学びました。また、稲田和巳さんによる「分解して考える(プログラミング的思考)」の講義では、複雑な課題を小さく分けて整理し、順序立てて考える方法を学び、研究にも役立つ考え方を身に付けました。

午後は、筑波大学生命環境系の上松佐知子先生と上松研究室の学生・大学院生の皆さんを講師に迎え、化石実習を行いました。先生や学生・大学院生の皆さんが、一つひとつの作業や化石にまつわる話を分かりやすく説明してくださり、受講生は研究者から直接学ぶ貴重な機会となりました。

「木の葉化石を発掘しよう」では、約30万年前の地層から木の葉の化石を発掘し、種類を同定し、当時の環境を推定しました。「進化の仕組みを三葉虫で考えよう」では、4種類の三葉虫の形の特徴を測定・比較し、その結果をもとに系統樹を作成して、進化の過程について考察しました。

今回の講座では、化石の発掘から観察、測定、考察まで、研究の一連の流れを体験することができました。これから受講生は、さまざまな分野の科学に触れながら、自分自身の個人研究に取り組んでいきます。今回学んだ「考える力」や「研究の進め方」、そして研究者のものの見方や考え方を、夏休みの個人研究に生かしてくれることを期待しています。