全体プログラム 講義&ワークショップを開催しました<2026.2.28>
1時間目は、筑波大学生命環境系准教授の田中康平による講義「読み解け、恐竜ミステリー」でした。化石の標本や実験を通して、恐竜研究の最前線についてお話いただきました。

受講生の感想(代表)
✅今まで恐竜には興味を持ったことがなかったが、とても勉強になりました。また、過去の真実を解き明かすために、一つ一つ謎解きのように考えていく所が面白かったです。卵の殻に空いている穴の大きさの違いから、たくさんのことが解明されていき、そこから更に違った研究課題が生まれていくのが興味深かったです。
✅土・砂・土壌のどこに卵を産むのが恐竜にとって最適なのかを一つひとつの土地の特徴を実験を通してまとめ、考察していく過程が印象に残りました。
✅卵の表面の穴などを調べることによって、親が卵をどうやって孵化させているのかが分かる、というのはとても面白いなと思いました。行動を化石からは推測できないというのは確かに、と思い、骨や足跡などという少ない情報の中、行動を推定するのは楽しそうな反面、大変そうだなとも思いました。
2時間目は筑波大学 数理物質系教授の二瓶雅之先生による講義 2026年度ノーベル化学賞 「金属有機構造体(MOF)の開発)その成果と関連化学の解説」でした。難しい分野のお話ではありましたが、MOFの特性や有用性を3D画像を使い、簡単な表現で説明してくださいました。

受講生の感想(代表)
✅金属有機構造体(MOF)の講義では、まだ自分がそのレベルに達していないため、難しい用語、知識などがあったけれども、MOFのほとんどの性質や良い点などが理解できました。特に興味深かったところは、活性炭などと違って吸い込みたい原子などの特性に合わせて孔の形、大きさを調整することで、特定の原子などを吸い込めるという点です。
✅一番興味を持ったのがmofの構造だった。特に、金属イオンと有機物の組み合わせを変えることでさまざまな構造のmofを作れるという点がすごいと思った。
✅ノーベル化学賞をとるまでの研究には膨大な時間がかかっているのだと思いました。私たちは化学の発展のおかげで便利な生活ができているけど、その1つ1つの化学はこのように研究を重ねてきた結果なのだと思いました。1つのことを研究し続ける意義を知ることができました。
3時間目は、筑波大学大学院生(D3)の稲田和巳さんによるワークショップ「分解して考えるチャレンジ」でした。ここでは参加者が指示役と実行役に分かれて活動しました。指示役は、ある動きを細かい手順に分解して指示文として書き、実行役はその指示の通りに動きます。その結果どうなるかを通して、アルゴリズムを“体験して学ぶ”授業となりました。

受講生の感想(代表)
✅「分解して考えると、一つのことを様々な角度からとらえることができるんだ!」というような発見がありました。なぜなら、分解することで、言葉の意味や物事の理解を深めることができ、このことを別のこととしてとらえるとするとどのようにとらえられるかを考えることで、一つのこととしてしか認識していなかったことを別の意味でも認識できるようになったからです。
✅同じ説明内容を読んでいても、書いた人は理解しているが、初めて見る人は理解していないことが多いことに気づき驚きました。この体験を通して、専門分野の違う人に自分の研究をうまく伝えるための、とても良い気づきになりました。
✅普段自分たちが当たり前のように行っていることを分解してみるととても複雑なのだなととても感じました。このように分解して言語化してみると人によって行動に違いが出るため、一つ一つ分解して考える力をつけたいと思いました。