1月のサイエンスカフェを開催しました<2024.1.28>

1月のサイエンスカフェでは、考古科学のお話を聞きました。筑波大学人文社会科学の谷口洋子先生による「最新の考古科学が明らかにする私たちの歴史」の講義では、歴史は、今の世の中の諸問題、事柄に大きく関わっていることを学びましたね。そして、正しく歴史を調べる方法として、科学が貢献していることも知りました。

■■受講生の感想(一部)■■

パレスチナ•イスラエル紛争は、よくTVに取り上げられていたけれど自分はよく知っていないことがわかりました。また、初めて聞いてびっくりしたこともありました。例えば、ギリシャの彫刻が白い理由です。最初はまだ塗料がないから白いのだと思っていましたが、その頃はロマン主義だったため、白く塗りつぶしたことが理由だとわかりました。このように、今学んでいる歴史はまだ狭いことを感じ、もっと深く学びたいと思いました。私も考古科学のおもしろさに気づけたと思います。(中学生)

私は日本列島をひっくり返して考えるというものの見方がはじめて聞いたもので驚きました。普通の日本地図しか見ていないと、文化の伝わり方などが限られてくるが、違う見方をすることの大切さがよくわかりました。また最後の人はいつから人を殺すようになったのかという話も印象に残っています。日本の縄文時代の暴力の痕跡が見つかったところが13ヶ所しかないということがそのような暴力があることがよくないことだと思うが、数が少ないのはいいことだと思いました。また縄文時代は戦うのではなく呪うという方法が使われており、先生がおっしゃっていたものは人を殺すことより随分ましなことだと思いました。その後の魔女狩りの時の写真は想像するだけでも残酷さがよくわかるようなもので、写真になかったとしても、物質が残っているだけで、その当時の状況がよくわかるんだと思いました。先生が歴史を考えることで未来を考えることができる、とおっしゃっていたように昔魔女狩りということがあったことを知らなければ同じようなことがまた繰り返されると思いました。(中学生)

学校では「弥生時代の集落は戦いに備えた作りになっている」と習ったけれど、関東などではほとんど環濠集落が見られないように必ずしもそうではないということが印象的だった。また、人々の争いを防ぐために、「再分配」や「饗宴」の行為によって富が1人に集まらないようにして恨まれないようにするというものがとても面白いなと思った。(中学生)

明治時代の話が、学校で習っていることがでてきて、自分でもわかるから面白かった。イスラエルの土地が、だんだんと小さくなっていくスライドをみて、驚いた。講義の後に、NHK スペシャルでイスラエルとパレスチナのことを見た。講義前と比べて、興味を持って聞けるような気がした。(小学生)

ギリシャの彫刻が昔は白じゃなくて極彩色だったことが一番びっくりしました。ギリシャ彫刻のイメージは自分の中では白だったので。ただ、日本の仏像なども、もともとはカラフルだったと聞いたことがあったので、そこは同じなんだなと思いました。それから、大昔から人は人を殺していて、今も変わらないんだなと思った。パレスチナ問題は、パレスチナの人がイスラエルの人に迫害されてかわいそうだと思っていたけど、その昔はユダヤ人が何度も滅ぼされて世界中に散らばっていて、パレスチナの土地はもともとユダヤ人の場所と聞くと、どっちが正しいのかわからなくなりました。谷口先生は、人間は知恵を使って戦争を避けてきたと話していましたが、パレスチナもロシアもウクライナも朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)もイエメンもイラクもイランもシリアもソマリアもそのほかの紛争地域も知恵を使って平和になればいいと思いました。(小学生)

今回はとても楽しいお話を聞かせてくださりありがとうございました。私の知らない考古学の世界がたくさん分かりました。テレビや映画でしか見たことがないような世界が実際にあったことを知り、とても興味を持ちました。パレスチナとイスラエルの紛争が今回の考古学に大きく関わっていることを教えてもらい、ニュースで見ても、なぜその二国が戦っているのかを理解できなかったため、今回の講義で、その二国の関わりを大きく理解することができました。ギリシア彫刻は、本や美術館などで真っ白なものを見ることが多かったため、最初の頃は極彩色だったことを初めて知り、とても驚きました。イラク戦争では、私が生まれる前に戦争が起こり、たくさんの文化財が破壊されてしまった事がわかりました。(中学生)