3研究機関を訪問する「ラボビジット」実施しました

10月31日午後にオンラインで開催した「ラボビジット」では、茨城県立並木中等教育学校の科学部の皆さん、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の小杉 昭彦 さんと鵜家 綾香さん、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(NARO) 植物防疫研究部門の藤川 貴史 さんそれぞれの研究室を訪問し、研究発表やお話を伺ったり実験を行いました。

並木中等の皆さんからは、4つの個人研究についてお話いただきました。受講生よりちょっとだけ先輩だけど、しっかりとした研究内容と発表で感心しましたね。

JIRCASのお二人からは、農業廃棄物からエネルギーを作る研究の話や発展途上国での農業技術の支援がSDGsのいくつもの項目に関わっている事を教わりました。

NAROの藤川さんからは、植物も病気になること、その検査や予防法は人や動物で行われている方法と似ている事を教わりました。実際にウイルス抗体を使った植物ウイルスの検出を行い、この原理が新型コロナウイルスの抗原検査と同じであることを学びました。余ったウイルス検査キットで、家庭菜園のトマトなどを調べてみてください。