第4回全体プログラムを行いました<2018.1.14>
2018年1月14日(日)に、第4回全体プログラムを行いました。
午前中は、並木交流センターで、筑波大学SCOUTの皆さんによる企画で「カイロでカイリョウ~温度をコントロールしよう~」を行っていただきました。
まず、一つ目の実験「カイロをつくってみよう」と題して、準備してある材料を合わせてカイロを作り、時間ごとの温度を記録していきます。
続いて、二つ目の実験「カイロでカイリョウ」では、実験1のカイロを改良して、より温かいカイロにすることを目指します。
カイロの材料のそれぞれの役割を理解した上で、班のメンバー同士で話し合いながら、各材料の量を決めて、実験してみます!
さて、何度まで上がるかな?
午後は「産業技術総合研究所 つくばセンター」へ移動し、「災害時に活躍するロボットたち」の見学に行ってきました。
最初に、知能システム研究部門 フィールドロボティクス研究グループの神村明哉先生からのご講演があり、これまでに研究開発をされてきたロボットについて、動画を交えながらご紹介いただきました。
人の立ち入りが制限されるような場所や危険な災害現場において、現場の状況をいち早く知り、対処するために、ロボット技術の応用というのが大変重要です。
お話の後、災害対応ロボットの親機としてはたらくCRoSDIと小型の探索ロボットDIR-3を実際に見学させていただきました。CRoSDIは頑強なつくりになっていて、段差の乗り越えも可能です。現場付近までの移動に機能するロボットです。DIR-3は小回りの利く動きで、狭い場所も自在に動きます。実際に動いている様子はとても格好良かったですね。
親機のCRoSDI(左)と小型探索機のDIR-3(右)
神村先生ありがとうございました!
そして、最後にサイエンス・スクエア内を見学して、展示されている研究成果やこれまでに開発されてきたロボットをみて、触れて、産業技術総合研究所で取り組んでいる研究について勉強しました。
人を癒すロボットや工場で人といっしょに働くロボットなど、ロボットは私たちの生活により身近な存在になってきていますね。
今回は、身近なものから科学する力、皆で考えて、実験して確かめることの大切さや楽しさ、そして、最新の科学技術を聞いて・みて・体験して、たくさんのことを学びましたね。
次回の2月の第5回全体プログラムは高エネルギー加速器研究機構での実習です!