第1回サイエンスカフェを開催しました
2017年9月2日にBiViつくば筑波大学サテライトオフィスにてサイエンスカフェを行いました。
最初は、筑波大学GFEST受講生で宇宙環境で植物はどのように育つのかという研究をしている高瀬由杏さんによる研究発表でした。
その後、筑波大学OGで現在は宇宙開発関連企業で研究に携わっている井上琴美さんにどうして宇宙に興味を持ったのか、どうやって大学・大学院を決めたのかというご自身のこれまでの経歴をご説明いただいた後、「たんぽぽ計画」を中心に宇宙開発のお仕事のお話をしていただきました。
「たんぽぽ計画」とは国際宇宙ステーション(ISS)の船外に寒天のような捕集材を設置して、宇宙空間を漂うアミノ酸などの有機物や微生物などを捕集しよう計画です。また、有機物や微生物が、宇宙空間でどのくらい変化するのか、またはしないのかを調べる「曝露実験」も行わわれます。地球上に今、あふれている生命のもととなったアミノ酸は宇宙から飛んできたものなのか??この謎の解明が期待されています!
たんぽぽ計画の絵本と、記念のシールもいただきました!
絵本は下記からダウンロードもできます。http://www.ls.toyaku.ac.jp/~lcb-7/tanpopo/papers.html
宇宙に関心の高いSKIP受講生も多く、質疑応答も大変盛り上がりました。次回は10月28日です。